ティー・ゲート、中国富裕層に訪日フリーマガジン、年4回発行へ
近畿日本ツーリスト(KNT)と角川マガジンズが共同出資するティー・ゲートは12月12日、中国人富裕層を対象に中国で配布する簡体字版のフリーマガジン「日本自遊行プレミアム」を創刊する。これは、香港に現地法人を置く角川グループの角川洲立出版との共同事業として展開するもの。角川洲立出版はすでに、香港を訪れる中国人旅行者のためのフリーマガジンを年4回発行しており、この経験を活用する。
ティー・ゲートは日本国内での編集と制作、広告などを担い、角川洲立出版が発行元として香港で簡体字に翻訳するとともにデザインや印刷を担当。配布部数は5万部で、中国郵政の協力のもと、北京と上海、広州、大連の4都市在住で過去1年以内に日本を旅行している中国人富裕層に年4回、ダイレクトメール形式で配送する。総ページ数は44ページから52ページで、ラグジュアリーブランドやファーストクラスラウンジ、高級温泉宿などの情報を掲載していく。