山口県で「地旅博」 全旅、来年3-9月に
全旅(池田孝昭社長)はこのほど、山口市の山口グランドホテルで「地旅博覧会打合せ会議」を開いた。
山口県では2005年から地旅事業の推進に取り組み、その集大成として2012年3月から9月までの7カ月間、地旅博覧会を開催することを決めている。
また12年3―8月には「おいでませ!山口イヤー観光交流キャンペーン」を実施し誘客拡大を図り、地旅商品の開発・販売で地域主体の地旅づくりの定着化を図っていく考えだ。
地旅博覧会の販売促進として、12月中に地旅商品素材集を6万部作成し、12年①月までに全旅協の関西以西の会員を中心に配布。商品造成の依頼を行う。
このほか主要都市へのキャラバン、近隣地区旅行会社を対象にした招聘ツアー、地旅商品モニターツアーなどを実施するほか、メディアへの宣伝にも取り組む。
この日の会議には全旅の池田社長、全旅協山口県支部の武下孝司支部長、同広島県支部の花岡正雄支部長らをはじめ、山口県観光連盟の松井邦昭専務理事、田中幹生参事、同県観光交流局の田村憲正主幹が出席。地旅商品の値付けのあり方や県内エリアごとの商品造成の取り組みなどについて話し合い、全旅協会員旅行会社が販売しやすく、わかりやすいパンフレットの作成を行うことなどを決めた。
情報提供:トラベルニュース社