シャングリ・ラ、「ケリーホテル北京」開業-ブランド2軒目

  • 2011年11月27日

 シャングリ・ラ・ホテルズ&リゾーツは11月19日、「ケリーホテル北京」を開業した。数百万米ドルを投じて「シャングリ・ラ・ケリーセンターホテル」を改装した。ケリーブランドは5ツ星で、「活気がありながらリラックス出来る環境と、一流の質の高いサービスを求めるビジネストラベラー」をターゲットとしており、北京は「浦東ケリーホテル上海」に続く2軒目。

 新ホテルでは、シャングリ・ラ・グループとしては初めてチェックイン/アウトをペーパーレス化。精算書の受領もデジタル版のパソコンでの受領を勧めるという。また、ケリーホテルの新サービスとして到着時に客室のミニバーを無料で提供。このほか、17階から21階のクラブフロアでは、クラブルームとスイートを改装した。客室内には、40インチの液晶テレビやDVDプレーヤー、コーヒーメーカー、ウォシュレット、バスタブ、レインシャワーなどを配置した。

 また、2ヶ所のダイニングも新設。このうちオールデイダイニングの「ケリーズキッチン」は199席のアジア料理のレストランで、朝食とランチはビュッフェ、ディナーは100種類近いアラカルトメニューを用意する。また、デリスタイルの「ケリーズパントリー」はサラダのトッピングやサンドイッチの具を自分で選ぶことが可能という。いずれも日本のデザインチーム「スーパー・ポテト&ソルト」がコンセプトを手がけた。