ロシアと航空協議開催へ、路線や通過料など焦点か
日本とロシアの航空当局間協議が11月28日から30日にかけて東京で開催される。国土交通省航空局航空交渉室によると、現時点ではロシア側の要望が見えていないこともあり、オープンスカイは今回の議題にはならない可能性が高く、路線や発着枠が焦点になる見通しという。また、日本側としてはシベリアの上空通過料についても交渉したい考えだ。
なお、現在の日露間における旅客便の設定状況は、日本航空(JL)が週3便でモスクワ線に就航しているほか、アエロフロート・ロシア航空(SU)が欧州/モスクワ/成田線を週4便で運航。さらに、サハリン航空(HZ)はユジノサハリンスク/新千歳線を運航している。