コスパ最高の都市はバンコク、トリップアドバイザー調査
トリップアドバイザーがこのほど実施した調査で、最も旅行者の「財布に優しい」都市はバンコクという結果が出た。調査は、旅行者の1日の出費を交通費と食費、飲酒、宿泊費を指標にモデル化。外国人観光客の多い世界50都市で条件を揃えて調査したという。
それぞれの指標は、交通費はタクシーの走行距離5マイル、食費はLサイズのチーズピザ、飲酒はトップクラスホテルのバーでのドライマティーニ1杯、宿泊費は4ツ星クラスのホテル1泊を設定。この結果、バンコクはタクシーが2.49米ドル、ピザが13.81米ドル、マティーニが9.98米ドル、ホテルが85.71米ドルで合計111.99米ドルとなった。
このほか、2位は北京で120.11米ドル、3位はエジプトのシャルム・エル・シェイクで128.24米ドル、以降、クアラルンプール、ブルガリアのソフィア、ブダペスト、ニュージーランドのオークランド、マラケシュ、ワルシャワ、ドバイと続いた。
一方、最も「財布に厳しい」結果となったのはパリで431米ドル。2位はチューリッヒで379.62米ドル、3位はロンドンで373.79米ドルとなった。東京も371.98米ドルで4位となっている。全体的に、宿泊費の大小が順位を左右する傾向が窺えるが、東京は宿泊費は8位に留まっているものの、ピザが1位、タクシーとマティーニが2位となっている。
なお、都市別の各項目の詳細は次ページの表の通り。