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ロサンゼルス、8月の日本人3割増、通年30万人規模まで回復も

  • 2011年11月22日

 ロサンゼルス観光局・ロサンゼルス国際空港アジア・パシフィック事務所によると、2011年8月のロサンゼルス国際空港の日本人入国者数が前年比32.4%増の3万2075人と大きく増加した。同事務所では、昨年10月31日の全日空(NH)の羽田線就航や、シンガポール航空(SQ)のエアバスA380型機の再投入などにより座席供給量が増えたことや、円高などが要因との分析だ。

 1月からの累計でも10.8%増の18万7370人と2ケタ増。東日本大震災のあった3月も3.7%増で、4月は1.0%減となったものの、5月には4.4%増と回復。夏休みを機会に「一気に上昇した」という。同事務所は、この傾向が続けば通年での日本人入国者数が2008年の27万9748人、2010年の26万1725人を上回り、30万人近くまで回復すると期待している。

 なお、日本以外の累計入国者数では、韓国が5.4%増の13万885人となったが、団体観光ビザが緩和された香港を除く中国が44.2%増の13万3545人と急増し、初めて韓国を上回ったという。