ユナイテッド航空、バイオ燃料を使用した商業飛行を実施-米系初
ユナイテッド航空(UA)は11月7日、最新バイオ燃料を使用した商業飛行を実施した。運航したのはコンチネンタル航空(CO)で、区間はCO1403便のヒューストン/シカゴ間。機材はボーイングB737-800型機で、バイオ燃料と従来型のジェット燃料を混合して使用した。同バイオ燃料を利用した商業飛行は、米系航空会社では初めてだという。
今回のバイオ燃料は原料の100%を藻類とする、世界で初めてのジェット燃料となる。今後、同原料のジェット燃料を年間2000万ガロン購入する協議に入り、早ければ2014年から納入される見込みだ。
なお、UAでは環境対策を推進しており、燃費効率の優れた新機材を132機発注。2019年までに全機受領する予定だ。そのうち、50機がB787型機、25機がエアバスA350型機だという。