JTB西日本のEV体験ツアー、2日で完売
JTB西日本が11月8日から売り出した電気自動車(EV)で山陰海岸ジオパークをめぐる1泊2日のツアーが発売2日後の10日に完売した。1日1組の限定で3日間のみの設定だったが、受付開始直後から問い合わせが相次ぎ早々に売り切れた。同社広報室では「エコの視点、観光でEVを実用できる点にご興味をお持ちいただけたからではないか」としている。
ツアーは、電気自動車の日産リーフを借りて、京都市内から京都府北部の丹後エリアに向かう。途中、リーフは1充電当たりの航続距離が約200キロのため急速充電器を備えている観光施設や公共施設などに立ち寄ることが義務づけられている。充電には30-60分かかる。丹後半島の経ヶ岬、鳴き砂で有名な琴引浜など世界ジオパークに認定されたスポットを見学し、宿泊は京丹後市・夕日ヶ浦温泉の佳松苑。夕食はカニ料理を用意した。1日1台1組限定で募集し、料金は1人1万2800円。途中の充電は無料。
JTB西日本京都支店が京都府の「京都ECO観光」推進事業を受託し、EVを貸し出すモニターツアーとして今回初めて設定した。これまで、同支店ではEVタクシーを使ったプランの販売なども行っている。
情報提供:トラベルニュース社