ルフトハンザ、クレジットカード手数料徴収へ、欧州発分で
ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)は先ごろ、ドイツとイギリス、スイス、ベルギー、オランダ、フィンランドの6ヶ国を出発するLHとグループ会社の航空券について、クレジットカードで発券された場合を対象にクレジットカード支払い手数料(OPC/Optional Payment Charge)の徴収を開始した。日本での発券分も対象で、Airline Ticketing Fee(OB Fee)を使用して徴収する。幼児運賃には適用しない。
LHによると、今回の決定は、対象となる国の市場でOPCの徴収を開始したことが直接の理由。対象国以外で発券した場合に手数料がかからないようにすると、手数料の必要ない国に発券が集まってしまう可能性があったため、対象国を出発する航空券について、他国でもOPCの徴収を決めたという。徴収額は、例えばドイツ発の場合、国内線は5ユーロ、欧州域内は8ユーロ、その他国際線は18ユーロという。
日本市場で対象となる航空券は、呼び寄せ航空券や、日本発とは別冊で発券した対象国発のセクターのみの航空券など。日本からドイツや欧州に行き、日本に戻るような航空券は対象外。航空会社は、LHとオーストリア航空(OS)、スイス・インターナショナル・エアラインズ(LX)、ブリュッセル航空(SN)、ブリティッシュ・ミッドランド航空(BD)の5社。