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アリタリア、ビジネスクラス新機内食で南北の郷土料理を提供

  • 2011年11月8日

 アリタリア-イタリア航空(AZ)は2011年11月から2012年1月にかけて、日本路線のビジネスクラス機内食でヴァッレ・ダオスタ州とカラブリア州の郷土料理を提供する。日本発イタリア行きでは、イタリア北西部でスイスと国境を接するヴァッレ・ダオスタ州、イタリア発日本行きでは、イタリアの「長靴」の先端部に位置するカラブリア州の料理を提供する。

 例えば、ヴァッレ・ダオスタ州の料理では、パスタとして「フォンティーナチーズのフォンデュ風味パアスタ」「ポルチーニ茸、くるみ、ミントのタリアテッレ」、メインでは「子牛のカツレツ ヴァッレ・ダオスタ風」「マスのフィレ ポロネギの蒸し煮巻き」を用意。また、カラブリア州の前菜では「アンチョビの香草入りパン粉焼き(レッジョ・カラブリア風)」などを組み込み、パスタでは「“カラマータ”カラブリア産ソーセージのホワイトミートソース和え」「サンマルツァーノトマトとバジリコソースのパスタ」を用意した。

 AZでは、イタリア農業食糧林業政策省などの協力のもと、欧州若手シェフ協会のシェフの監修で各州の郷土料理を3ヶ月ごとに刷新しており、ワインも郷土料理と同じ州で作られたものを提供している。