シンガポール航空、上半期は営業利益8割減、燃油高騰で

  • 2011年11月7日

 シンガポール航空(SQ)グループの2012年3月期第2四半期累計期間(2011年4月1日~9月30日)の連結決算で、売上高は前年比3%増の72億7200万シンガポールドル(約4480億円)となった一方、営業利益は78%減の1億3400万シンガポールドル(約83億円)と減少した。SQによると、燃油価格が高騰した影響を受けたもの。燃油費用は35%増の7億4700万シンガポールドル(約460億円)となったという。SQ単体の営業利益は86.1%減の5300万シンガポールドル(約33億円)であった。

 なお、期間中のSQ単体の旅客数は3.3%増の845万6000人。座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)を6.3%増としたのに対し、旅客輸送量を表す有償旅客キロ(RPK)は3.8%増に留まり、ロードファクターは1.9ポイント減の77.5%となった。