マリオット・リゾーツ・ハワイ、日本市場に注力、シェア30%引き上げへ
マリオット・リゾーツ・ハワイは、引き続き日本人マーケットに注力する。統括営業・マーケティング本部長パティ・ハーマン氏が、日本マーケットに対する意欲を語った。現在、日本人シェアは現在20%程度だが「日本向けのセールスを始めて10年、まだ歴史が浅いなかで、なかなかの数字」と評価。震災後も順調に数値を伸ばしており、2012年はシェアを30%まで引き上げたい考えだ。
また、ハーマン氏は日本人宿泊客の傾向について「健康志向が強く、フィットネスセンターの利用が増えている」という。こうした傾向から、ワイキキ・ビーチ・マリオットではフィットネス施設をリニューアル。以前は外の景色が見えない位置にあったが、海の見えるロケーションに移動し、設備も充実させた。このほか、インセンティブ旅行など、様々な演出の要望に応えるために、海の見えるレストラン「モアナ・テラス」では本物の火を使った篝火でアップグレードし、毎晩のエンターテインメントを充実させた。