タイ・バンコク、洪水被害の状況(10、31現在、一部に影響あり)

  • 2011年10月31日

 連日、テレビや新聞等で報道されているタイの洪水被害状況についてお知らせいたします。

 この週末の大潮の影響により、バンコクの北部・東部地域やドンムアン空港周辺地域、またチャオプラヤ川沿いの一部地域において浸水被害が発生したものの、バンコク中心部では浸水被害はほとんどなく、現時点では市内は概ね平常通りです。

 現地2011年10月31日(月)午前10:00現在のバンコクの状況を以下にお知らせいたします。

【バンコク市内の状況】(10/3110:00現在)
■BTS(スカイトレイン)
 平常通り運行しております。

■MRTA(地下鉄)
 平常通り運行しております。

■インフラの状況
 電気・水道とも、バンコク中心部に影響はありません。

■道路の状況
〔中心部の幹線道路〕
 シーロム通り、スクンヴィット通り、ラマ4世通り等---通常通り

〔アユタヤ方面:〕
 ドンムアン空港の手前、ヴィパワディー・ランシット通り、ランシット交差点以北---通行止め

〔チャオプラヤ対岸〕
 ピンクラオ通り---王宮から対岸4km程度のところから通行止め

※通常の観光では訪れないところですが、バンコク郊外のカンチャナブリやローズガーデンへは、迂回路にて対応可能です。

■ホテルの状況
*平常通り営業しております。
*ロイヤルオーキッド・シェラトンでは、テラス席での朝食営業を開始しております。(通常営業)

■その他
〔バンコク北部の洪水〕
*ドンムアン空港より5km程度下がったカセサート大学は、10月30日より浸水し水位が上昇を続けています。
*タイ北部で洪水被害をもたらした水は、ペースは落ちているものの首都バンコク中心部に向け南下を続けています。

〔スクンヴィット50の決壊による洪水の影響〕
*10月29~30日と決壊し浸水が発生いたしましたが、30日に約半日かけて復旧作業が行われたため、夜にはほぼ復旧しております
*漏れた水も周辺だけで留まっており、スクンヴィット通りに浸水被害は生じておりません。
*日本人居住区の約2km手前、クイーンズパーク地域から3~4km、クイーンズパークから約800m離れた場所に位置するBTSプロンポン駅等にも浸水被害は生じておりません。

 タイ北部で洪水被害をもたらした水は、ペースは落ちているものの南下を続けていることから、バンコク中心部においても引き続き注意が必要です。

 現在、バンコクにご滞在中の方、またこれからバンコクに行かれる方は、引き続き現地の最新情報に十分ご注意ください。


情報提供:エス・エム・アイ・トラベル・ジャパン株式会社日本海外ツアーオペレーター協会