タイ・バンコク、大雨被害の状況(10、28現在、中心部の一部に影響あり)
連日、テレビや新聞等で報道されているタイの洪水被害状況についてお知らせいたします。
バンコクの北部では洪水被害の拡大により避難勧告が発出され、またバンコクの中心部王宮前広場周辺において冠水が発生するなど、影響が出始めております。
現地2011年10月28日(金)午前10:00現在のバンコクの状況を以下にお知らせいたします。
【バンコク市内の状況】(10/28 10:00現在)
■BTS(スカイトレイン)
*平常通り運行しております。
*チャオプラヤ川のそばに位置する「サパーンタクシン駅」では、地面から15cmほど冠水いたしました。
■MRTA(地下鉄)
平常通り運行しております。
■道路の状況
中心部の主要道路、シーロム通り、スクンビット通りは冠水しておりません。
但し、ドンムアン空港方面の一部道路で通行止めが発生しておりますが、通常、観光客が通るような場所ではないため、特段影響はありません。
■ホテルの状況
*ロイヤルオーキッド・シェラトンでは、庭にあるプールを閉鎖いたしました。(2階のプールは平常営業)
*シャングリ・ラ・ホテルの「サラティップ・レストラン」は、本日も休業しております。
*その他は、平常通り営業しております。
■観光の状況
*王宮、エメラルド寺院、及びその周辺地区では、本日朝7時30分頃から約1時間にわたり50cmほど冠水いたしました。
現在は既に水も引いております。
*王宮は前の広場は、水がたまったままの状態にありますが、通常は歩かない場所のため、観光に影響はありません
■その他
*ライフラインに問題はありません。
*ドンムアン空港周辺地域で浸水被害が発生しておりますが、空港自体は平常通りオープンしており、特に問題はありません。
*スワンナプーム空港も平常通りオープンしております。
*飲食店の中には食材の不足により、営業を中止している店舗があります。
これから大潮をむかえることから、バンコク中心部でも冠水の影響が拡大する可能性もあり、注意が必要です。
現在、バンコクにご滞在中の方、またこれからバンコクに行かれる方は、引き続き現地の最新情報に十分ご注意ください。