バンコク、アユタヤに渡航延期勧告-HISもバンコクツアー11月15日まで中止
外務省は10月27日付で、洪水被害が続くタイのバンコクとアユタヤを含む地域(※)の渡航情報を「渡航の延期をお勧めします」に引き上げた。10月24日に「渡航の是非を検討してください」としたが、再度引き上げた。タイ政府は10月25日に、バンコクを含む21都県で10月27日から31日を政府機関の臨時休日とすることを閣議決定したほか、10月26日には冠水期間は15日から1ヶ月に及ぶ見通しを発表している。
渡航情報の引き上げを受け、HISは10月28日付でバンコクを含むツアーについても11月15日出発まで催行中止を決定した。すでにアユタヤを含むツアーは11月15日出発分まで催行中止としている。上記以外のタイのツアーは通常通り催行する。
なお、ジェイティビー(JTB)や近畿日本ツーリスト(KNT)、日本旅行などではすでにバンコク、アユタヤを含むツアー催行の中止を決定している。
※アユタヤ県、パトゥムタニ県、ノンタブリー県、ナコンパトム県、サムットサコン県