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メルコスール、JTBとの販促キャンペ授賞式開催-1位はトラベルゲート有楽町

  • 2011年10月27日

 メルコスール観光局は10月27日、JTB首都圏各店舗で実施したパッケージツアー販売促進キャンペーンの授賞式を開催した。これはJTB首都圏の63店舗で、2010年下期(2010年10月~2011年3月)出発分を対象に、メルコスール方面のパッケージツアーの販売を競うもの。販売実績人数の上位3店舗に対し、賞品としてデルタ航空(DL)の1年オープンのメルコスール方面ペア航空券を3組6名にプレゼントした。

(左から)メルコスール観光局アドバイザーの池谷晃代氏、JTB首都圏トラベルゲート有楽町支店長の山本朋子氏、デルタ航空太平洋地区営業推進部部長の古川康子氏  第1位はトラベルゲート有楽町店で、朝礼の際に授賞式を開催した。式ではメルコスール観光局アドバイザーの池谷晃代氏が、2014年はブラジルでワールドカップが、2016年はリオデジャネイロでオリンピックが開催されることから「日本のメディアや旅行業界から注目されている」と話し、メルコスールへのさらなる送客に期待を示した。同観光局とJTBは3年前から販売プロモーションを実施しており、池谷氏によると、セミナーやイベントなどでの名刺交換の成果もあり、販売店のカウンターレベルからの電話での問い合わせが増えているという。

 JTB首都圏によると、2010年下期のメルコスール方面パッケージツアーの販売実績人数は全社合計で38名。JTB首都圏販売チームリーダーの堤達哉氏は人数は少ないが単価は高いとし、「今後注目されていくデスティネーション。コンサルティング要素が入るため、こうした地域を売ることができるのは強みになるのでは」と述べた。

 また、トラベルゲート有楽町海外旅行店販売担当課長の笈川英氏によると、メルコスールは60代前後のシニア層から人気で、サッカーによりウルグアイやパラグアイの知名度もあがってきている。販売の際は、下期がベストシーズンであり、途中の乗り換えも1回である点を消費者にアピールした。ヨーロッパはほとんど旅行したが南米には行ったことがないといった来客をメルコスールへと誘導した場面もあったという。