ザ・リーディングホテルズ・オブ・ザ・ワールド（LHW）はこのほど、クリスマスを海外で過ごす家族層向けに、加盟ホテルにサンタクロースが訪れる予定を取りまとめた。例えばハワイの「ハレクラニ」では、12月24日17時頃、カヌーに乗ったサンタクロースが海からホテル前のグレイズビーチに登場。フラやハワイアン音楽で出迎えた後、ホテル主催のクリスマスパーティを始めるという。

　また、オーストラリアのグレートバリアリーフにある「ヘイマン」では、25日の早朝、サンタクロースが妖精たちとともにヘリコプターに乗って現れ、子どもたちにプレゼントを届ける。妖精はサーフボードに乗って海から登場する予定もある。ホテルに宿泊する子どもたちだけでなく、地元の子どもたちも楽しみにしているという。

　モルディブの「カヌフラ」では、サンタクロースの登場方法は秘密。これまではオートバイや水上スキー、クリスマス装飾を施したカタマラン船などを利用し、カヌフラにつくとすべての子どもたちにプレゼントを届ける。

　一方、南イタリアの「フォンテヴェルデ・トスカーナ・リゾート＆スパ」では、24日にクラシックカーに乗ってホテルを訪れ、翌日のクリスマス特別ランチにも登場。25日の17時に温水プールで宿泊客と一緒に泳いでいる可能性もあるという。

　このほか、モーリシャスの「ロイヤル・パーム・ホテル」では25日の朝、水上スキーでビーチにやってくる。水上スキーのテクニックを披露した後、ビーチに上がらずそのまま消えてしまうが、子どもたちや両親が待つバーエリアにすぐに現れ、ホテルのキッズクラブでプレゼントを配布する。