まち歩きチケットでレトロ探訪 鳥取県倉吉市

 鳥取県倉吉市観光交流課の毛利徳敬さん、倉吉市観光協会の松本佳代子さんが10月6日、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、市内散策に便利な「レトロまち歩きチケット」をアピールした。

 まち歩きチケットは、白壁の土蔵や赤瓦の古い商家が建ち並び伝統的建造物群保存地区に選定されている打吹・玉川の散策にショッピングや食べ歩きの魅力を付加しようと今年から設定した。カフェや餅しゃぶ、洋食、そばなど飲食店、酒造会社や醤油蔵、スイーツ、雑貨店など18施設で使える。

 100円券4枚と50円券3枚の計550円分を500円で販売するAチケット、100円券10枚と50円券2枚の計1100円を1千円で販売するBチケットの2種類がある。まち並みに近い駐車場前の倉吉観光案内所で販売している。

 松本さんは「市内をはじめ三朝や羽合など梨の花温泉郷に泊まられた翌日にレトロな倉吉のまち歩きをお楽しみください。チケットを使ってお店をめぐると、地元のおじちゃん、おばちゃんと交流することもできます」。

 今後は、チケットを旅行会社に卸すことも考えている。倉吉の観光集客をアドバイスするサービスセンターItohが観光バス車内で放映するDVDを作成。まち歩きチケットを使った散策の楽しみをガイドする。

 毛利さんは「山陰旅行の立ち寄りスポットとして倉吉のまち歩きを提案していきたいと思っています。旅行会社向けに1500円のチケットも設定し、ツアーのオプションとしてお取り扱いしやすいようにする計画です」。


情報提供:トラベルニュース社