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ロートレック展開催、故郷のアルビ市がレセプション

  • 2011年10月16日

レセプション前のプレゼンテーションの様子  東京の三菱一号館美術館で10月13日、トゥールーズ=ロートレック展が開幕した。これに合わせ、ロートレックの故郷であるタルン県アルビ市などは旅行会社社員などを招いてレセプションを開催。来日したタルン県観光局総裁のジャン=マリ・ファーブル氏らがアルビやアルビにあるトゥールーズ=ロートレック美術館について説明し、同市の魅力をアピールした。

 アルビは2010年に「アルビの司教都市」としてユネスコの世界文化遺産に登録。ロートレック美術館は、かつて司教館であったレンガ造りの要塞「ベルビー宮」に入っており、タルン川を見下ろすように建っている。2011年12月19日から2012年3月末にかけて、収蔵品の再編成と新展示スペース整備に取り組む計画で、来春にはリニューアルオープンを果たす予定。ロートレックの作品を年代別、テーマ別に紹介するコースのほか、近代絵画コレクションの展示スペース、アルビの歴史などについて開設するスペースも用意されているという。

 なお、レセプションにはフランス観光開発機構在日代表のフレデリック・メイエール氏、アルビ・タルンホテルズグループ代表のティエリー・ラフォン氏、三菱一号館美術館館長の高橋明也氏らが出席。三菱一号館美術館での展示の見学後、アルビ産のワインやチョコレートを味わいながら出席者と歓談した。トゥールーズ=ロートレック展は12月25まで開催予定だ。