トップツアー、8月の海外旅行取扱額は10%減-企画18%増と個人旅行好調
トップツアーの2011年8月の旅行総取扱額は前年比5.7%減の86億6205万9000円となった。このうち、海外旅行取扱額は10.0%減の25億4942万7000円、国内旅行取扱額は4%減の57億9426万1000円、訪日旅行取扱額は6.6%減の1億9779万1000円であった。
海外旅行を分野別に見ると、団体旅行が22.1%減となり、教育旅行団体は18.0%減、一般団体は25.3%減と前年を下回った。一方、個人旅行の企画商品は18.0%増と前年を上回り、他社企画商品では0.6%増、自社企画商品では55.0%増といずれもプラス推移している。このほか、その他の個人旅行については5.4%減で、ほぼ前年並みに推移した。
国内旅行では団体旅行が好調で前年に比べて5.4%増加。教育団体は9.9%減と前年を下回ったものの、一般団体が21.6%増と大幅に前年を上回っていた。一方、個人旅行は企画商品が9.1%減、企画商品を除くその他個人旅行は16.1%減となった。
また、海外取扱人員は海外旅行全体で対前年を上回った。特に企画商品が好調で、団体旅行の取扱人員は16.8%減であったが、全体では124.3%増となった。前年を上回った方面はハワイ(317.1%増)、韓国(40.3%増)。企画商品は全体で162.3%増と大幅に前年を上回り、方面別では、ハワイ(207.3%増)、台湾(152.6%増)、韓国(104.1%増)グアム、サイパン(90.3%増)、中国(78.6%増)が増加した。