タイ・バンコク、大雨の状況-続報(10、14現在)
降り続く大雨の影響により、バンコクの北約75kmに位置するアユタヤ等では洪水被害が発生しておりますが、バンコク市内に関しては洪水被害なども発生せず、現時点では平常通りです。
現地2011年10月14日(金)のバンコクの状況を以下にお知らせいたします。
■バンコクの状況
バンコク市内中心部は、洪水の影響は出ておりません。ただ、ぼちぼち洪水の可能性が高くなってきたとの理由で、郊外に住むタイ人は勤務先を早退するなどの動きが出て来ております。
昨夜(10/13)、チャオプラヤー川の「リバークルーズ」は、通常運航しておりました。また本日もバンコク市内のツアーは、通常通り催行されております。
*主要エリア(チャオプラヤー川沿い、王宮、サイアム、シーロム、スクムビット)
平常通りです。
*主要エリアのコンビニエンスストア、スーパーマーケットでの食料不足度
住宅エリアにある一部の店舗を除き、特に不足が発生するといったようなことはありません。
*洪水による渋滞率
特にありません。
*ツアー催行状況
アユタヤツアーを除けば、全て平常通り催行されております。
*公共交通機関の状況
空港、BTS、地下鉄、バス、チャオプラヤーエキスプレスボート等、全て平常通りです。
但し、タイ国鉄の北線などは、天候の状況確認のため、一部運休している列車もあります。
*日本人学校
10月13日から週末(10/16)まで、休校になりました。
なお、タイの学校は、毎年10月は休校期間です。
*バンコク中心部の想定要注意日
10月16日以降では、という意見が大半です。
少なくとも10月15日までは、平常通りと予想されております。
*現在の天候
曇り。通常の雨季の天気と何ら変わりありません。
現在のところ、市内中心部はいたって普通ですが、10月16日(日)あたりから、バンコク市内も危険日に入るのでは?と予想されております。
ご存知の通り、例年タイでは「雨季→スコール→道が川のようになる→スコールが終わる→すぐ道が乾いて元通り」の繰り返しですが、今回はその規模が大きいのではと心配されております。
なお今回、バンコクの北約80~100kmのアユタヤ(日系企業が入っている工業団地など)やその周辺地域が洪水となったことでメディアが大きく取り上げておりますが、現在、日本・タイのメディアで紹介されている洪水の映像・画像は、全て郊外・県外ばかりで、バンコク市内(通常ツアーで訪れるエリア)の報道ではありません。
以上、ご報告申し上げます。