中部国際空港は中部国際空港利用促進協議会、国土交通省中部運輸局とともに、キャセイパシフィック航空（CX）、トヨタ自動車の協力のもと、香港の有力メディア、大手旅行会社を招聘し、レンタカーを活用した中部地域の取材旅行を実施する。航空会社、中部国際空港、中部地域の3者で実施している共同訪日旅客誘致促進事業として実施し、中部国際空港を利用する訪日外国人旅客の拡大をはかる考えだ。

　事業では香港で積極的にレンタカー旅行を販売している大手旅行会社と連携し、メディアを招聘。雑誌、新聞などの露出を通して中部地域のレンタカー旅行への誘客をめざす。実施期間は2011年10月16日から10月20日の4泊5日で、メディア関係者10名、旅行会社2名を招聘。愛知県、岐阜県、長野県の3県を訪問し、下呂温泉や白川郷、高山、奥飛騨温泉、浅間温泉、松本城、妻籠宿などをめぐる。また、塩尻でのフルーツ狩りや名古屋でのお寿司握り体験などのアクティビティも盛り込んだ。