JTB、初の「羽田空港船着場」クルーズ、海から離発着見学も

  • 2011年10月7日

 ジェイティービー(JTB)と大田観光協会は10月22日、羽田空港の国際線ターミナル近くにオープンした「羽田空港船着場」を利用したチャータークルーズを実施する。これは、羽田空港の国際化1周年を記念するイベント「空の日フェスティバル」にあわせておこなうもの。10時、12時30分、15時30分の3回設定し、定員は45名ずつを予定する。10月7日にJTBの「観光情報ナビ」サイトで販売を開始した。

 羽田空港船着場は、観光交流や地域振興、防災・緊急時対策などの水上交通の拠点として整備されたもので、7月に完成。今後、屋形船や遊覧クルーズなどの発着場として活用が見込まれているが、一般向けに募集するチャータークルーズとしては今回が初。

 利用する船は東京水辺ラインの「カワセミ」で定員70名。運航コースは空港周辺を周遊するほか、海老取川や京浜運河を通り、大田区の歴史や水辺との関わりについても案内するという。空港北側の誘導灯付近で約30分停泊するため、JTBでは航空ファンの申し込みにも期待している。