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アシアナ航空もアマデウス、スター17社目

  • 2011年10月5日

 アマデウスは10月5日、アシアナ航空(OZ)が旅客管理システム「アマデウス・アルテア」を導入すると発表した。OZの国内線と国際線について、同システムを用いて予約やインベントリ、デパーチャーコントロールに関するプロセスを運用管理する。移行は2013年12月までに完了する予定。

 アルテアは110社を超える航空会社と導入契約を締結しており、95社が移行済み。スターアライアンスが共通ITプラットフォームとしていることから、先ごろには全日空(NH)も国際線について導入を発表。タイ国際航空(TG)などを含め16社が契約済みで、OZは17社目となった。韓国では、大韓航空(KE)も導入を決めている。

 アルテアは、航空券の予約・販売からインベントリ管理、搭乗手続きまでの業務を一貫して管理できるようにするほか、チェックイン手続きやダイヤ乱れの際の代替フライト予約なども簡素化。また、旅客の利用履歴を即座に確認することも可能で、サービスの強化にもつながる。

 旅行会社にとっては、アマデウスを通じて予約するとOZと同一のシステム上で予約や発券の作業ができ、予約の正確性や業務効率が向上。また、アルテアを導入済みのスターアライアンス加盟航空会社とOZのセグメントが混在するPNRも一つの記録として扱われるため、現地で予約内容に変更などがあった場合も容易に確認することが可能だ。

 なお、OZはすでに自社サイトの予約エンジン強化のため、アマデウスのeコマースソリューションを導入しているという。