JATA金井会長、「順調なスタート切った」、業界日は20時までに延長 

  • 2011年9月30日

次々と来場する業界関係者たち  JATA旅博2011の業界向けビジネスデイの開始にあわせ、9月30日にJATA国際観光フォーラム・旅博実行委員会は主催者会見を開催した。JATA会長の金井耿氏は昨日の開会式やシンポジウム、商談会などを踏まえ「順調なスタートを切れたのではないか」とアピールし、「一定の評価をいただけたと感じている」と手ごたえを示した。また、JATA理事長の中村達朗氏は今年から旅博が名称が変わり、シンポジウムの拡充や本格的な商談会の開催など「新しい始まり」であることを強調し、「ぜひ成功したい」と意欲を語った。

JATA会長の金井耿氏  今年から規模を2倍に拡大したJATA大商談会について金井氏は「旅博のなかでビジネスの場がセットされたことに評価をいただけたと思っている」としながら、「一気に拡大したので運営上、工夫すべき点があると認識している」とも述べ、来年以降のスムーズな運営への課題を示した。また、メディアミーティングについても効果が見出せたとする。

 JATA国際観光フォーラム・旅博2011は、144の出展国、地域から過去最大の986コマ数が出展。9月30日の業界関係者日は今年から、開催時間を20時までに延長。ブースでのレセプション開催や、業界関係者が仕事後に来場しやすいようにしている。また、今年から併設セミナーを増加し、10月2日までの期間中に開催されるセミナーの数は45と前年の2倍以上の数にのぼる。JATA事務局長の長谷川和芳氏は、「いろいろな情報交換をしてもらえる場となっている」とし、多くの来場を呼びかけた。