新潟県旅館組合が「朝ごはんプロジェクト」 東京で試食会

日本一のコシヒカリを地域に伝わる自慢のおかずで食べてもらう「にいがた朝ごはんプロジェクト」が、9月1日から新潟県の13の温泉地の115軒の旅館ホテルで始まっている。夕食偏重の1泊2食型の旅館ホテルにあって、県全体で朝ごはんに本気で取り組むのは新潟が初めて。しかも、試食会で確かめた。おいしかった。

新潟のおいしいコシヒカリを、その土地の水で炊き、その土地で採れた食材でつくったおかずで食べてもらう、にいがた朝ごはんプロジェクト。決めごとは、新潟県内産のコシヒカリを使用し、各温泉内で新潟県内産食材を使った共通のおかずを提供すること。

伝統食あり、プロジェクトで開発したオリジナルの味噌を使った食材あり、地元産の蒸し野菜やイカの刺身と、食べて見たくなる朝ごはんがそろった。このうち新たに開発したおかずを「にいがた朝ごはんの素」として販売するのも、朝ごはんプロジェクトの一部。すでに6つが商品化され販売されており、13温泉地すべてのおかずの商品化を進めている。

今回の秋版朝ごはんは11月末まで提供し、来年4月以降は春夏秋冬、通年で地域共通の朝ごはん提供を目指す。


情報提供:トラベルニュース社