チャイナエアライン、スカイチーム加盟、新ロゴも発表
チャイナエアライン(CI)は9月28日、スカイチームに正式加盟した。台湾の航空会社がスカイチームなど世界規模のアライアンスに加盟するのはこれが初めて。一方、スカイチームは、中国南方航空(CZ)と中国東方航空(MU)がすでに加盟しており、中華圏で3社が路線網を補完し合うことで競争力の向上をねらう。
CIは現在29ヶ国99都市に就航しており、これによりスカイチームのネットワークは世界173ヶ国926地点となり、1日あたりの便数も1万4500便となった。また、加盟によりCIのダイナスティ・フライヤー・プログラムの会員は、スカイチームの他航空会社の対象便への搭乗でもマイルを加算できるようになったほか、マイルを特典航空券と交換することも利用できるようになっている。
なお、CIでは今回の加盟に合わせて新しいロゴを発表。梅の花など既存のテーマは引き継ぎつつ、「シンプルで統一性のある近代的なデザイン」としたという。加盟式典では、ボーイングB747-400型機に特別塗装を施して披露している。