琵琶湖で観光研修 関西観光施設連盟/滋賀
関西観光施設連盟(澤田正豊会長=魚山園)はこのほど、滋賀県・琵琶湖で研修会を開いた。研修会は毎年旅行会社を招き実施しているもので、今回は琵琶湖汽船の環境学習対応船「megumi(めぐみ)」号で行われた。40人が参加した。
大津港を出港後、めぐみ号では、びわ湖トラストの高木順事務局長が講演した。高木さんは琵琶湖湖底にヘドロがたまっているとし、その対策として「ヘドロを減少させるナノバブル発生器による湖水の浄化保全を民・産・学・官が協力して取り組みたい」と話した。
また、琵琶湖汽船がめぐみ号を紹介し、太陽光や風力による発電システムを導入したエコロジー船として「環境学習にぜひ活用してほしい」と呼びかけた。
このあと客船ビアンカに乗り換えて船上交流会が行われた。澤田会長は「環境問題の先進県である滋賀県の琵琶湖での環境学習の研修会を開くことができたことは意義深い」と話していた。
情報提供:トラベルニュース社