フィリピン航空、ストライキでマニラ発欠航、収拾にはメドか

  • 2011年9月27日

 フィリピン航空(PR)によると9月27日、マニラ空港ターミナル2で「違法なストライキ」が実行され、国際線102便、国内線70便の運航を取りやめる事態となった。同日早朝、駐機場やチェックインカウンターなどで働く約300人のグランドスタッフが突然業務の遂行をやめたといい、PRは現地時間9時の段階で18時までの全便の欠航を決定。国際線、国内線の合計で約1万4000人の旅客に影響が出たという。日本路線も、成田、関空、中部行きの便が欠航。ただし、セブ/成田線は通常通り到着している。

 なお、現地時間17時30分現在、ストライキに参加し座り込みを続けていた従業員らが退去を始めているといい、収拾に向けてメドが付いてきている様子。PRでもチェックインの手続きを受け付けられるよう最大限の努力をしているところという。


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