フォートラベル調査、夏休みの旅行は昨年以上の意欲-海外旅行が好調
フォートラベルが同社会員を対象に実施した「2011年夏休みの旅行動向調査」によると、海外旅行を実施した人は42.9%で、夏休みの過ごし方として最も多数となった。昨年よりも9.8ポイント上回っており、震災があったにも関わらず、昨年以上の意欲が見られる。次いで、国内旅行が22.6%だが昨年より5.5ポイント減。また、「自宅で過ごす」は3.9%で、昨年より3.4ポイント減少した。
海外旅行の旅行期間は平均8.1日で、昨年より0.6日増加。また、平均旅行費用は22.4万円で、昨年よりも2.3万円増加している。方面別ではアジアが44.1%と最も多く、ヨーロッパが30.3%、北米が13.2%と続く。今夏は燃油サーチャージ額が高騰したが、ヨーロッパは昨年よりも5.6ポイント、北米は2.2ポイント増加しており、旅好きへの影響は少なかったようだ。アジアではタイ、韓国、中国、インドネシア、台湾の順。タイは特に人気が高く、フォートラベルでは昨年の治安悪化でタイ旅行を諦めた人が多かったことが、人気が高まった要因の一つと推測している。
同調査はフォートラベルサイト上で8月22日から8月28日の7日間に実施。有効回答件数は1169件となった。回答者の最近1年間の海外旅行回数は平均1.8回で、国内旅行回数は平均3.2回であった。