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今秋も華やかに「きものまつり」 京都府丹後

 丹後ちりめんの郷・京都府丹後から、丹後織物工業組合の安田智幸さん、プリンセス天橋立の西口里沙さん、着物コンサルタントの谷康子さん、岡本香理さんが9月16日、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、10月16日に開かれる毎年恒例の「丹後きものまつり」をPRした。


 まつりは今年で12回目で、丹後の秋を彩る風物詩的イベント。着物に身を包んだ参加者が集い、会場の天橋立周辺が華やぎをみせる。例年、参加希望者が多いことから、これまでの1千人から1200人に参加募集人員を増やした。

 当日は丹後ちりめんのファッションショーや海外旅行や着物などが当たる大抽選会、宮津市出身の書道家、高岡亜衣さんのパフォーマンス、チャリティーオークションなど多彩な催しを展開。今年は、「集まれ!KIMONO女子・KIMONO男子」をテーマに、20-30代の3人以上の男女グループを募集し、若者への着物文化の一層の普及も目指す。参加者にはスイーツの振る舞いも。着物姿の参加者による艶やかな光景は一般観光客の目も楽しませる。

 参加者募集は10月3日まで。着物姿での参加が条件で、ハガキやHP(http://www.tanko.or.jp)などで受け付ける。当日は無料着付けや着物レンタルも用意している。

 谷さんは、最近の若者と着物の関係について「着物を洋服のように着こなすなど、着物は"おしゃれ"という文化が定着してきています」と話し、「参加して日本の伝統文化に触れてください。ご家族でも楽しいですよ」と呼びかけた。

 西口さんは「着物を着て天橋立を散策するといい思い出になることは間違いありません。ぜひいらしてください」。


情報提供:トラベルニュース社