“コンテンツ”盛り上げ「CrIS関西」キックオフ JTB西日本が事務局

 関西のコンテンツ産業の祭典「クリエイティブ・インダストリー・ショーケースin関西(CrIS関西)」の2011年度のキックオフミーティングが9月9日、大阪市北区の関西経済連合会会議室で開かれた。

 CrIS関西は、関西のコンテンツ産業の活性化を目的に2007年にスタート。近畿経済産業局と関西経済連合会が実行委員会を組織し、映画祭や芸術祭など関西のコンテンツイベントを包括して情報発信などに取り組んでいる。10年度は21イベントが参画し、全体で約50万人が来場した。

 今年度はJTB西日本が事務局を担当。11月15日に大阪で開かれる学生映像コントテスト「BACA-JA」や11月19-26日の「京都国際学生映画祭」など27イベントが参加し、55万人の来場者を目指している。

 この日は、大阪府高槻市で11月に展開される「高槻アート博覧会」や11月27日まで開催中の映画や漫画などの祭典「KYOTO CMEX」など8イベントがプレゼンテーション。参加者は、お互いにチラシを配布し合ったり、競争意識を高めるなど連携強化について意見を交わし合った。

 奈良県飛鳥地方の橿原市、高取町、明日香村のマスコットキャラクター「あたかちゃん」も登場。同地域の観光のほか、飛鳥が舞台のカンヌ国際映画祭招待映画「朱花の月」も関西発コンテンツとして紹介した。また、放映中の大河ドラマ「江」から浅井三姉妹のキャラクターも来場し、場を盛り上げた。


情報提供:トラベルニュース社