観光庁は10月5日、仙台で「東日本大震災・観光復興国際シンポジウム」を開催する。東日本大震災後の観光復興の進捗状況を国内外に伝えるとともに、観光復興に向けて取り組む各地域に活力を与える契機としたい考えだ。世界観光機関（UNWTO）、外務省との共同主催とし、被害を受けた観光分野の支援をはかるため被災地域で実施する初の国際イベントとなる。シンポジウムを通じ、被災地への国内外訪問者の回復と観光産業の復興、また地域経済活性化につながることをめざす。

　当日はUNWTO事務総長のタレブ・リファイ氏や、観光庁長官の溝畑宏氏も参加する予定だ。詳細は下記の通り。

▽東日本大震災・観光復興国際シンポジウム　概要
日時：10月5日14時30分～18時00分
会場：東北大学片平さくらホール（東北大学片平キャンパス内）
参加費：無料