レイルヨーロッパ、日本市場の11年上半期売上高が14%増、8月も2桁増と好調

  • 2011年9月13日

 レイルヨーロッパによると、2011年上半期(2011年1月~6月)の売上は前年比33%増と好調で、7月、8月も引き続き前年を上回っているという。8月末の時点では1億3300万ユーロの売上を達成し、上半期に続き夏期も順調に推移した。また、全ての市場で伸びており、日本市場は上半期が14%増となり、8月は2桁増で推移した。

 同社は順調に推移した理由について、ヨーロッパ高速列車の人気の高まりや、アメリカの旅客鉄道アムトラック、ジャパンレイルパスといったヨーロッパ以外の鉄道商品の好調さをあげた。また、春に企画した「レイルヨーロッパ16周年記念」キャンペーンが奏功したという。

 レイルヨーロッパCEOのピエール・ステファン・オスティ氏は、「レイルヨーロッパの歴史の中で過去最高額の収入の記録を塗り替えることができそうだ」と通年でも好調に推移すると見込んでいる。また、同社では10月から11月にかけても再度プロモーションを展開する予定だ。