フランス、日本人出国者数の改善を評価、10月からのキャンペーンも発表

  • 2011年9月13日

 フランス観光開発機構(ATF)は9月1日、フランス観光国際アドヴァイザー委員会(CITF)日本支部の会議を開催した。会議ではATFがフランスの日本人宿泊数を発表。3月は東日本大震災もあり前年比4.1%減、4月も11.6%減と減少したが、5月は0.8%増となり、堅調に推移しているという。また、CITF日本支部のメンバーである日本旅行業協会(JATA)VWC2000万人推進室室長の澤邊宏氏から、7月の日本人出国者数の推計値が前年比4.5%増の146万9000人だったことが示され、アウトバウンドの状況が改善していると評価された。

 さらに、ATFは今後半年間の活動予定を発表。「感動大国、フランス」キャンペーンとして、10月1日から15日の期間、交通広告の第2弾をJR山手線、東京メトロなどで展開するほか、ウェブサイト上でのキャンペーンサイトも引き続き展開していく。また、10月3日から5日には旅行業界向けのイベント「Sakidori France」を開催。フランス各地から観光局、ホテルなど31人の出展者が来場し、セミナーやワークショップ、セールスコールを実施するという。