JATA旅博、業界日セミナー数を2倍以上に増加-約30件に

  • 2011年9月9日

 日本旅行業協会(JATA)によると、JATA旅博の業界日のセミナー数が昨年の2倍以上にあたる約30件となった。今年は旅行会社の企画、販売から経理、CS担当まで、それぞれの担当者の関心があるテーマを用意し、幅広い領域のセミナーを設定。JATA国際観光フォーラム・旅博推進室統括プロデューサーの榊原史博氏は「旅博でデスティネーションの情報を得るだけでなく、付加価値の高いイベントにしていきたい」と意気込みを示した。

 メインステージWESTでは「企業トップが語る”なぜ若者に高速バスが受けるのか”~若者だって旅行がしたい!!~」と題し、WILLER ALLIANCE代表取締役社長の村瀬茂高氏が登壇。また、メインステージEASTでは、JATA総合企画部消費者相談室室長代行の金子眞一氏が、事前に参加者から得た消費者とのトラブルなどの質問に対し回答する「JATA消費者相談室が語る『貴方の悩みにお答えします』」を実施するほか、テレビ番組のプロデューサーや写真家によるセミナー、スマートフォンやソーシャルメディアをテーマにしたパネルディスカッションなども開催。セミナーは事前登録制で、JATA旅博の業界事前登録サイトで受け付けている。