キャセイパシフィック航空（CX)と香港ドラゴン航空（KA）は10月30日の冬期スケジュールから、すべての日本路線の運航を再開する。現在、政府認可申請中だ。

　CXとKAでは東日本大震災後、需要に対応しながら一部で運休措置をとっており、9月現在で羽田線、福岡線、札幌線、沖縄線は復便したものの、成田線のCX501とCX521、CX524、CX520、関空線のCX567とCX566が連休日など一部日程を除き運休。中部線のCX535とCX536は、一部日程のみ運休となっているが、10月30日からは完全復便する。

　これにより、CXとKAあわせて羽田線が1日2便、成田線が1日5便、関空線が1日4便、中部線が1日2便と週3便、福岡線が1日2便、札幌線が週4便、沖縄線が週2便となり、日本／香港間を合計週114便で運航する。

　CXによると、日本線の需要は6月以降徐々に回復し、夏期の繁忙期には高い需要を得たといい、今後の需要回復に期待している。

▽現在の運休について（9月1日から10月29日まで）

・成田線
CX501、CX524
※9月16日、17日、19日、20日、22日、23日、25日、10月7日、8日、10日、11日、25日は運航
CX521、CX520
※9月16日～19日、23日、25日、30日、10月1日、5日、7日、10日、28日は運航

・関空線
CX567とCX566
※9月と10月の土・日曜日、9月20日、23日、10月5日、11日は運航

・中部線
CX535とCX536：9月1日、3日、4日、10日、22日、29日、10月中の土曜日のみ運休