デルタ航空（DL）とハワイアン航空（HA）、アリタリア－イタリア航空（AZ)、アエロフロート・ロシア航空（SU）は、10月1日から11月30日発券分の日本発着分の燃油サーチャージを値下げする。

　DLとHAは日本／ハワイ線を、現行の1万8500円から1万6000円に引き下げ。また、DLは日本／北米線、HAは日本／米国西海岸線を、現行の2万9000円から2万5000円とする。HAではハワイ発の場合も設定しており、日本／ハワイ間は185.00米ドル、日本／西海岸線は288.00米ドルに改定した。

　このほかDLは、日本／タイ、シンガポール線を現行の1万5500円から1万3000円、日本／ミクロネシア、フィリピン線は9500円から8000円に、日本／中国、台湾、香港線では現行の8500円から7000円に、日本／韓国線では現行の3000円から2500円に変更する。DLとHAはそれぞれ、1区間あたりの設定だ。

　AZは、日本／イタリア間を現行の2万8600円から2万5300円に値下げした。それ以外の南米以外で日本発航空券に切り込む国際線、イタリア国内線は1000円、イタリア／南米間は5000円で、変更はない。いずれも1区間あたりの設定で、600円の航空保安料を含む。

　SUは東京／モスクワ、サンクトペテルブルグ間の片道を、現行の2万2000円から1万8000円に引き下げた。また、東京／ヨーロッパ間は直行便、接続便ともに片道を現行の2万3000円から1万9000円に設定した。