JTB西日本、吉野芸能祭チケット付きプラン、観賞ツアー設定-1000名を目標
JTB西日本は10月に開催される「吉野芸能祭」の観賞チケット付プランと観賞ツアーを発売した。吉野芸能祭は10月8日と9日に、世界遺産「金峯山寺(きんぷせんじ)蔵王堂」で、片岡仁左衛門、片岡孝太郎、片岡千之助の三代がそろい踏みで上演する歌舞伎公演。また来年から、世界遺産や重要文化財の建造物を会場に歌舞伎や能、雅楽などの古典芸能を上演する「奈良フェスティバル」のプレイベントでもある。JTB西日本では観賞チケットの総販売目標を各日500名、合計1000名とし、販売していく。
今回販売する観賞チケット付きプランは、チケット代と記念歌舞伎精進弁当、さらに記念品として金峯山寺桜木ストラップと片岡仁左衛門の手ぬぐいを付けて、1人1万3500円。また、特典付き観賞ツアーはJTB旅物語で灘波、梅田発着の日帰りで設定し、大阪からの貸切バス代とチケット代、記念歌舞伎精進弁当を含め1人2万円とした。このほか、グループ会社の朝日旅行では新大阪と灘波発着の日帰りバスツアーで、吉野山櫻本坊観光代と吉野荘湯川屋での夕食代、観賞チケット代を盛り込み、2万3000円で設定するなど、日帰りツアーや宿泊付きツアーなどを各地発着で設定している。