ユナイテッド・コンチネンタル、機内サービス向上に5.5億米ドル追加投資

  • 2011年8月26日

 ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングスは、機内サービスの向上を目的に5億5000万米ドルの追加投資をすることを決定した。世界をリードする航空会社をめざす重要な取り組みの一環として実施するもの。

 具体的には、長距離路線用の航空機に新フラットベッドシートを追加搭載し、フラットベッドシートを搭載した航空機の数を、米系航空会社の中で最多となる185機に増加。また、足回りのスペースが広いエコノミープラスシートを300機に導入し、全850機とする。

 また、150機以上の航空機の機内頭上収納スペースを約2倍に拡大するほか、200機以上の航空機にWi-Fiブロードバンド接続を導入。このほかボーイングB747-400型機にワイヤレスストリーミングビデオを導入し、米国内の長距離路線に就航するプレミアムサービス用航空機に、フラットベッドシートやエコノミープラスシート、オンデマンド型オーディオとビデオ、Wi-Fiを導入する。

 さらに来年には、ボーイングB787型機を含む25機の新機材も導入する計画で、今後も機内および地上でのサービス向上策を順次実施していく予定だ。