智頭町で"脱日常" 森林セラピー基地がグランドオープン/鳥取
鳥取県智頭町の森林セラピー基地が7月30日にグランドオープンし、全国各地から約400人が訪れた。渓谷のせせらぎを聞きながらセラピーロードを歩き、癒しの効果を体感していた。
セラピー基地は、町面積の93%を占める森林を生かそうと2年前から準備を進めてきた。ガイドの育成や遊歩道の整備なども行い、昨年は1年かけてモニターツアーも行った。オープン日は、森の中でのヨガやコンサート、特産品の昼食バイキングなども特別に用意した。
29日のプレイベントで、寺谷誠一郎町長は「癒し、健康から森林のまちをもう一度活性化させたい」と意気込んでいた。基地の認定に関わる森林セラピーソサエティの今井通子理事長は「五感をフルにした脱日常感がある」と、智頭のセラピーロード効果に太鼓判を押していた。
セラピー体験は旅行会社にも勧めている。問い合わせは、智頭町森林セラピー推進協議会 電話0858-75-3117。
情報提供:トラベルニュース社