日本/インドネシア、成田自由化へ-羽田線、深夜早朝枠活用で就航可能に
日本とインドネシアの航空当局間協議が8月9日から11日に開催され、2013年夏期予定の成田空港の発着枠27万回への容量拡大にあわせ、成田空港関連路線の二国間輸送を自由化することで合意した。今後は成田の段階的な増枠などの機会をとらえ、2012年夏期からの増便を可能とする。また、関西国際空港、中部国際空港など首都圏以外の空港での以遠地点への輸送自由化も合意した。
さらに、羽田/インドネシア線についても、羽田空港の深夜早朝時間帯における就航を可能とすることで合意した。同時間帯の余剰枠を有効的に利用する考えだ。
なお、2011年夏期スケジュール現在、日本/ジャカルタ間は日本航空(JL)が週7便、全日空(NH)が週7便、ガルーダ・インドネシア航空(GA)が成田発着週14便、関空発着週7便、中部発着週3便の計24便を運航している。