フォトニュース:ロンドン、暴動発生後の現状
ロンドンで暴動が発生してから約10日。ようやく沈静化してきているというものの、テレビなどでセンセーショナルな映像や話題が繰り返し伝えられ、一般的な日本人のメンタリティを考えると渡航需要への影響が懸念されるところだ。
日本の外務省は8月9日にスポット情報を発出(8月17日時点で有効)。これによると、6日の夜から8日の夜にかけて、ロンドン北部トッテナムで警察官によって地元男性が射殺されたことを受け、警察に対する抗議の群集が一部暴徒化。3日連続で放火や略奪が発生していた。さらに、こうした抗議活動や暴動がロンドン中心部のオックスフォードサーカスやブリクストン、エンフィールドなどロンドン各地で発生し始めたことから、外務省では今後も広がる可能性があるとし、抗議活動や暴動が発生、もしくは発生し得る場所やその周辺地域には極力近づかないよう注意するよう呼びかけている。
はたして観光や業務渡航に支障はあるのか。現地時間8月16日にウェストミンスター寺院、バッキンガム宮殿、ピカデリー・サーカスの周辺を歩いた様子を写真で伝える。
取材協力:ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)