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ウインドスター日本代理店のセブンシーズ、業界向けに団体料金や優待を設定

  • 2011年8月11日

 ウインドスタークルーズの日本代理店を務めるセブンシーズリレーションズは旅行業界向けに施策を展開し、日本市場向けにウインドスタークルーズの存在感を高め販売につなげたい考えだ。8月10日のクルーズ記者会定例会で、業界向け施策について紹介した。

 まず、今回初めてウインドスタークルーズの団体向け料金「2012グループコンディション」を設定。旅行会社のパッケージツアーやグループなどで取り扱ってもらうことで日本市場での認知度を高めるねらい。また、ウインドスターやウインドスピリットは2名1室利用で定員148名、ウインドサーフは定員312名とMICEなどでも活用しやすいという。同社代表取締役の榎本律子氏は、「使いやすく、受け入れやすいことを知ってもらいたい」と話しており、将来的には年間240名の販売をめざす。

 2012グループコンディションでは、出航の180日前までにアロケーション申し込みが必要で、最終ネームインは出航日の61日前まで。デポジットとしてアロケーション申込み時に1名あたり750ドルが必要だ。また、2012グループコンディションは同社を通じた販売のみに適用となる。

 このほか、販売促進プロモーションとして、同社を通じてFITを3組販売した旅行会社担当者に対し、7泊の地中海クルーズに招待する。同室であれば担当者のほか1名同行することができる。販売実績の対象となるクルーズは2011年6月1日から12月24日に出航するもので、応募期間は2012年3月31日まで。招待が可能なクルーズは2012年3月までの7泊クルーズ商品で、クリスマスとニューイヤークルーズは対象外となる。また、7泊クルーズの優待料金も用意。通常、2999ドルから5000ドルの価格帯だが、優待料金では375ドルもしくは400ドルに設定し、旅行会社スタッフに参加してもらうことで販売に役立ててもらう考え。対象となるのは、ウインドサーフによるイスタンブールとギリシャ諸島クルーズ7泊など。