HIS、6月の海外旅行取扱高は1.2%減で「ほぼ回復」、台湾、タイが好調
エイチ・アイ・エス(HIS)の2011年6月の海外旅行取扱高は、前年比1.2%減の207億1200万円となった。震災後、HISは5月に7.8%減と14ヶ月ぶりに前年割れとなったが、HIS経営企画室によると「5月に底を打った。6月は前年を下回っているが、ほぼ回復している」との認識。夏の予約動向調査として既に7月から9月の3ヶ月で前年を上回る推移との予想を発表しているが、現在も同じ傾向は続いている上、間際予約も増えており、7月単月でも前年を上回る見込みだ。
方面別ではこの最近の傾向と変わらず、アジアが前年を上回っている。特に台湾は2ケタ増。また、タイもデモの反動に加え、HISとしてビジネスエアー(8B)のチャーターに取り組んでおり、好調だ。また、人数ベースでも前年並みに回復しているという。
※訂正案内(2011年8月11日9時21分)
訂正箇所:第1段落 第2文
誤:震災後、HISは5月に17.8%減と14ヶ月ぶりに前年割れとなったが、
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正:震災後、HISは5月に7.8%減と14ヶ月ぶりに前年割れとなったが、