広告統計データを取り扱うエム・アール・エス広告調査（MRS）によると、2011年6月の新聞広告出稿で、上位50位のうち旅行業界関係会社は4社がランクインした。このうち1位は阪急交通社で、前月よりも811.4段減少の6884.4段となったが、震災後初めてほぼ前年並みに回復。6ヶ月連続で1位となった。

　また、クラブツーリズムは前年比30.3％増の2884.4段で、前月と比べると9.4段増加したが、5位から6位となった。ジェイティービー（JTB）は前年比12.8％減の2353.7段で、前月に比べ101.2段増加し、10位から9位に上昇した。そのほか、エイチ・アイ・エス（HIS）も1026.3段で35位にランクインした。

　なお、調査は中央紙、地方紙、経済紙、タブロイド紙など119紙を対象に実施した。