ロイヤル・カリビアン、ボイジャーの母港をアジアに-来年上期、日本寄港も
ロイヤル・カリビアン・インターナショナル(RCI)は2012年、15万トンクラスの客船ボイジャー・オブ・ザ・シーズを、アジアに配船する。5月から6月はシンガポールを母港とし、東南アジアをめぐるショートクルーズを運航。シンガポール内外の需要を取り込み、数千人の利用を見込む。7月から8月までは上海を基点とする9泊のクルーズを実施し、釜山や済州島のほか福岡や神戸など日本寄港を予定する。
同客船は全長311メートル、幅48メートル、15デッキで、乗客定員は3114人。RCIによるとアジアを運航する客船では最大となる。これまでのアジアクルーズになかったアイススケートリンクもあり、フルサイズのバスケットコート、インラインスケートトラック、ウォータースライダー付きのプールや船内ビーチなど、設備も充実している。