KNT、第2四半期は営損18.5億円予想、震災影響で-通期は黒字見込む
近畿日本ツーリスト(KNT)は、2011年12月期第2四半期(2011年1月1日~3月31日)累計期間と通期の業績予想を修正した。5月11日に公開した時点では、東日本大震災がグループの業績に与える影響を「合理的に算定することが困難」であることから「未定」としていたが、今回影響額を反映したものを発表した。
第2四半期の営業収益は246億円を見込む。2010年の286億800万円には届かない予想だ。営業損失は18億5000万円、経常損失は16億5000万円、四半期純損失は20億円で、2010年の営業損失21億800万円、経常損失22億4300万円、四半期純利益41億1000万円よりも改善する見込み。
通期の業績予想は営業収益が556億円、営業利益が4億円、経常利益が8億円、当期純利益が3億円。すべて2010年を下回るものの、黒字確保を予想した。このほかの詳細と個別業績予想は下記の通り。