インドのムンバイ市で連続爆弾テロ事件発生、外務省が注意喚起発令
外務省は7月13日にインドのムンバイ市で連続爆弾テロ事件が発生したことを受け、スポットの渡航情報を発出した。連続爆弾テロ事件は午後7時前後の約15分間、ダーダール地区、オペラハウス、ザベリ・バーザールの3ヶ所で発生。現地報道によると、インド中央政府内務大臣の発言では、これまでに死者18人、重傷者を含む負傷者131人の被害が出ているという。
外務省によると、テロ事件の背景はいまだ不明だが、ムンバイ市警察は警備体制を強化してテロの未然防止対策に努めているという。同省では、ムンバイの旅程などを慎重に検討の上、事件などに巻き込まれないよう最新の治安情報の入手に務めるとともに、市場や寺院、モスク、駅などの不特定多数の人が集まる場所には用がない限り近づかない、家族や所属企業に行動予定を知らせておく、緊急時の連絡手段を確保する、などの安全対策を呼びかけている。
なお、ムンバイ市には外務省の渡航情報として「十分注意してください」が発出されている。