トップツアー、5月の海外旅行取扱額は16.6%減-取扱人数は前年5割上回る
トップツアーの2011年5月の旅行総取扱額は、前年比16.6%減の92億6489万8000円となった。このうち、海外旅行は12.7%減の19億6703万1000円、国内旅行は16%減の68億9601万7000円、訪日旅行は前月に続き風評被害の影響で53.4%減の2億7095万4000円と減少した。
海外旅行は教育旅行団体が9.1%増と前年を上回ったが、一般団体が38.8%減となり、団体旅行全体でも32.7%減と減少した。個人旅行については他社企画商品が20.7%減、自社企画商品が7.7%減で、企画商品全体で16.3%減となった。一方、その他の個人旅行は13.7%増と増加した。
海外旅行の取扱人数は前月に続き53.3%増と前年を上回った。団体旅行は37.2%減と減少したが、シンガポールでは1055.6%増と大幅に増加し、欧州・ロシアも65.5%増となった。企画商品全体でも29.1%増と増加しており、中国が375.0%増、グアム・サイパンが100.0%増、ハワイが75.9%増と前年を上回る結果となった。
国内旅行は団体旅行が12.6%減で、このうち一般団体が4.7%増と前年をわずかに上回ったが、教育旅行団体は実施時期の移行があり、20.4%減と前年を下回った。企画商品は26.2%減、企画商品を除くその他の個人旅行は25.6%減だった。